#デルアンバサダー に当選したのでDELLのNew XPS 13を試してみた

DELL New XPS 13

デル製品の魅力をネットで発信する「デル アンバサダー」に当選し、フラッグシップなノートPCであるDELL New XPS 13を実際に3週間ほど(6/4~6/28)借りることができた。

今はApple Macbook Air 13インチ(Early 2014)を使っているので、使い心地の違いや、良いと思った点、DELLの中の人向けに改良してほしい点など、目立った点を軽くレビューする。

DELLの印象を変えるXPS

今回借りることのできたNew XPS 13は、2018年1月に発売されたDELLの13型のノートパソコン。簡単に言うと、薄くて小さくてベゼルが細くて4K対応のパワフルな高級ノートPCだ(モデルにより性能は異なる)

DELLのXPSシリーズは一般的なInspironシリーズより一個上の性能を持つハイエンドのシリーズ。

DELL New XPS 13。

今から10年ほど前に「XPS 420」というDELLのものすごくごっついデスクトップPCを購入し、あまりのゴツさと消費電力の高さに驚いたことがある。事実だから書くが、使っているうちになぜかグラフィックボードが3回くらい故障して交換対応をしてもらった記憶がある。グラボってそんなに壊れますかね。

所有していたものと同じXPS 420。 / Photo by Jay Shouldol on Foter.com / CC BY

その時の印象から、DELLはごっついけど安めの米国の企業向けPCメーカーというイメージがある。その後、AppleのノートPCであるMacbook Air 13インチを2014年に購入し、そこまでごついPCの必要はないなと感じた。

ただ、今回のNew XPS 13はこうしたDELLのイメージを完全に覆すものだった。一つ一つのパーツはしっかりと作られており、デザインに凝り、そして高い。Appleファンに言わせると、どことなく随所に「アップルみ」というか「Macbook Airみ」を感じる。

いつの間にDELLはこうした製品を作る企業になったのだろうか。時代は変わるものだなと感じた。

モニター機のスペックと価格

さて、第一印象はこれくらいにして、今回借りることのできたモニター機のスペックをここに紹介する。DELLはBTO(Built To Order)方式なので、予算や希望によってオンラインショップ上で比較的自由にスペックを組むことができる。今回届いたのは以下のような構成の端末だ。

こう撮影するといかに画面部が薄いかがわかる。

 

New XPS 13プラチナハイエンド・4Kタッチパネル・ローズゴールド

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:第8世代 インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー (8M キャッシュ, 最大 4.0 GHzまで可能)
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:512GB SSD
  • ディスプレイ:13.3” 4K Ultra HD (3840 x 2160) フレームレス・タッチディスプレイ
  • 本体サイズ:高さ7.8~11.6mm/幅302mm/奥行199mm
  • 重量:1.21kg
  • バッテリ駆動時間:19時間46分(業務アプリケーション使用時、フルHDモデル)
  • オンラインストアでの定価:234,980円

インターフェースなどその他の情報はこちらを参照。

クーポンや割引が効くこともあるとはいえ、おおよそ24万円ほどするとなると値段だけ見ればDELLの割には高いな、とつい思ってしまうのは私だけだろうか。

Macbook Air(Early 2014)との外観の比較

少なくない人が2018年モデルのDELL New XPS 13と2014年モデルのMacbook Airを比較するのは比較対象としておかしいと思うだろう。

私自身そう思うが、現在Macbook Air 13インチを使っており、買い替える先を探しているという人は私の他にもいると思うので、そういう目線でご覧いただければ幸いだ。

まずNew XPS 13とMacbook Airを重ねてみるとこんな感じ。実測すると画面のサイズそのものは多少異なるものの、同じ13インチモデルとして比較すると筐体の大きさはNew XPS 13の方が小さい。

同じ13インチディスプレイでもNew XPS 13の方がフットプリントが小さい。

実はNew XPS 13は11インチの筐体に13インチディスプレイを搭載した世界最小の13インチノートPCとのこと。「13インチの画面を使いたいが、できるだけ本体サイズは小さくしたい」という人の望みを叶えた設計である。

その秘密はデル独自のフレームレスディスプレイで、ディスプレイ周辺のフレーム幅は約4mmだそう。

この細さ4ミリ。

大きさ感をわかりやすく言うと「A4用紙とほぼ同じ大きさ」。下に白く見えるのがA4用紙。

下の方に白いA4用紙が見える。

A4のクリアファイルを上に重ねてみると、大きさ的には収まる。A4の書類が入るバッグには収まる大きさと言えそうだ。

クリアファイルは上に乗せてるだけなので、クリアファイルに収まるわけではない。

キーボードはMacbook Air 13インチとほぼ同じようなサイズ感で操作できた。打鍵感もそう大きくは変わらないかな。キーボードのバックライトがついているのもMacbook Airと同じ。

Macbook Airとほぼ同じ感じのキーボード。

Macbook Airと大きく異なるのはディスプレイの解像度だ。Macbook Airは1,440 x 900しかないがNew XPS 13の4Kモデルは3,840 x 2,160の4Kである。もちろん、今時珍しいRetina DisplayではないApple製品のMacbook Airと比較するのは酷だけども。

3840 x 2160

使っていて良いと思ったところ

New XPS 13を実際に使っていく中で、良いなと思った点を挙げていく。

フットプリントの小ささ。Macbook Air13インチがきっちり入るくらいのバッグにNew XPS 13を入れると、余裕ができる。厚さも、New XPS 13の方が最厚部で5mmちょっと薄いはずだが、こちらは案外わからない。つまり画面サイズはほぼ同じで筐体は小さいということになる。

裏側はこんな感じ。

4Kディスプレイもやはり良い。ベゼルが細く4K対応モデルなので、まるで画面の奥に別の世界があるような鮮やかさを感じる。Youtubeで4K動画を見ると特にそう感じる。UIや字幕の文字もくっきりと鮮明だ。おまけにタッチパネルも搭載している(モデルによる)。また、Gorilla Glass 4を使用していて頑丈に出来ている。

文字がくっきりしているところを伝えたい。

DELL CINEMAと称して、CinemaColor(色彩)、CinemaStream(スムーズなストリーミング)、CinemaSound(スタジオ品質のサウンド)にこだわっているとのこと。

音質は普段使いでは取り立てて良いとは思わなかったが、映画を観てみるとわりといいのではないかと思った。普段使いと映画鑑賞時で何か違うのかはわからない(気のせいかもしれない)。

感動するほどの音でもないかな。

側面のボタンを押すと電池残量の目安がランプの数でわかるのも面白い。モバイルバッテリーの残量確認のように把握できる。電池残量を知るのにOSを立ち上げたり、画面を開くことすらしなくて良い。

ボタンを押すと電池残量がわかる。

動作がサクサクの充実したスペックだ。モデルにもよるが、Intel Core i7-8550Uなので4コア8スレッドを備える。ターボブースト時は4GHzで動く。こんなに薄い端末で最大4GHzとはすごい時代になったなと思う。メモリは16GB搭載しているので何の問題もない。

使っていていまいちなところ

デルの中の人もこの記事を読むはずなので、将来的に改良していただきたいところを記述していく。

画面を開きにくい。Macbook Airは開く部分に切り欠きがあるので簡単に開くことができるが、New XPS 13はぴったりくっついているためエイヤっと気合を入れる必要がある。慣れれば気にならなくなるかもしれないが。比較すると以下のとおり。

上がMacbook Air、下がNew XPS 13。後者は指をかけるところがなく開けにくい。

キーボードのバックライトの色が悪い。今回貸与していただいたのは、「ローズゴールド&アルペンホワイト」というカラーリング。デルが白をベースとした端末を出すのは珍しいし、なかなか良い色なのだが、キーボードの個々のキーと、文字部分から見えるバックライトがどちらも白となっている。白いキーに白いバックライトはさすがに見にくすぎる。Macbook Airは黒いキーに白いバックライトなのでそこは問題ない。

白地に白はさすがに見にくい。

カメラの場所が悪い。モニター期間中にカメラを使う機会はなかったが、多くのノートPCはおおよそ目線の高さにカメラが付いているものの、New XPS 13はヒンジ部近くにカメラが付いている。ビデオチャットなどをする場合は、カメラがユーザを見上げるような位置になるため、映し出されるユーザーの画像は少々アングルがおかしい。

ヒンジ部近くにカメラが内蔵されている。カメラを起動するとLEDが点灯する。

ACアダプターをよりコンパクトにして欲しい2018年1月に発表された当時に来日し、ASCIIの取材を受けたデル本社社員はACアダプターやケーブルを全て白くしたことをドヤ顔して語っているが、そこまでこだわれるならもう一歩頑張って欲しい。USB-CからACアダプターは確かに巻き取れてコンパクトなデザインだが、そこから先の電源ケーブルはどうまとめるのか解答がない。これら2つは多くの場合セットで運ばれるものだから、これらをセットにしてコンパクトにまとめられるようなデザインにして欲しい。もちろん、プラグの形状は国によって異なるということは理解しており、デザインに凝るAppleもそこは解決策を見つけ出していないが、そろそろどこかが解答を出しても良いのではないかと思う。

各社もっと頑張って!

まとめ

DELL New XPS 13は、4Kディスプレイ、タッチパネル、細いベゼルとフットプリントの小ささ、そして充実のスペック。毎日PCを持ち運んでガリガリと仕事で使い、家に帰れば4Kの高画質な映像作品を楽しむ現代人にはぴったりなノートPCだ。

直してほしい点もいくつか挙げたが、どれも致命的なものではなく、メリットの方がはるかに大きいだろう。

これまでのDELLのイメージからすると少々高い気もするが、緻密な設計とスペックの高さによって、毎日使うのが楽しくなる端末と言っていいのではないか。少なくとも私は試用してみて、2014年に購入したMacbook Airの後継の候補の1台にはなった。

なお、購入や詳細はDELLの公式サイトを参照されたい。

Dell Cinemaと次世代InfinityEdge搭載のXPS 13ノートパソコン | Dell 日本
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コメント

  1. […] DELLの製品の魅力をネットを通じて発信する「デルアンバサダープログラム」に当選したので、ノートパソコン『New XPS 13』を試用することができました。(レビューはこちら) […]

  2. […] つい2ヶ月前にデル製品の魅力をネットで発信する「デル アンバサダー」でDellのノートパソコンであるNew XPS 13を借りてレビューしたばかりだが、この度またXPS 13 2-in-1を借りることができた(8/6~8/29)のでレビューする。 […]

  3. […] DELLの製品の魅力をネットを通じて発信する「デルアンバサダープログラム」。私はこのプログラムに参加しており、New XPS 13やXPS 13 2-in-1をモニターしてレビュー記事を書きました。そのデル アンバサダープログラムが映画『アントマン&ワスプ』の先行試写会を開催したので参加してきました。 […]

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